「世界は美しくなんてない、それ故に世界は美しい」(キノの旅)

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Dec 16, 2013 23:30
私はいつも色々な事を勉強しています。
どんなことであろうとも相変わらず全てのことに興味津々である。
I am always studying numerous things. Whatever it may be I always seem to have an interest in everything.

時折、人は何故私はそんなに絶えず勉強しているのだろうと尋ねています。
何故私は休息してないのだろうとか。
People time to time inquired about why I keep studying so vigorously; why don't I just finally give it a break?

人生は極めて短いなことであろうと思ってるからです。一瞬間で新しい事を悟ることができたら、両手でこの切っ掛けを握っています。
That is because I believe life to be quite short. If I have even a moment to learn something new I will grasp that chance with both of my hands.

この説明できず熱情は幾つの理由があり、一つは美に関係があります。
What drives this indescribable passion seems to have several reasons, one of them being related to beauty.

幼い頃から世界は美しいと思いました。
Ever since I was a child I have felt that the world is beautiful.

成長しながら、世界の醜さでも気付いてきました。
But as I got older I came to notice the ugliness in it as well.

全てに落胆したと、勉強から啓発を見つけるのを諦めました。
Disappointed in it all, I gave up seeking enlightenment through my studies.

でもまた時が経って、ようやく道理を見ました。
But as time went by once more, I started to finally see the big picture.

醜さは調和を招きます。
Ugliness brings out harmony with Beauty.

それ故に陰陽互いに補完し合う。
Therefore like Yin and Yang they complete each other.

従って勉強はまた始めました。
And thus my studies commenced once more.

私の人生には、調和は大切な概念になりました。なぜなら調和があろうと真の美を見ることができます。
Harmony became an important concept in my life, for with Harmony I will be able to see True Beauty.

しかしながら、そもそも美ってどういうものという疑問を投げ掛ける。
But that begs the question, what is Beauty anyways?

Beauty, Love, Hate....
美、愛、嫌...

After all, there are all quite ambiguous concepts.
結局、それは曖昧な概念であろうか。

I recently wondered what the difference between Lust and Love is.
しばらく前に淫欲と愛情の違いは何だろうと考えました。

Perhaps the answer is within the core of our hearts.
もしかしするとお答えは我々の心の奥にあるんだろうか?

Perhaps it is impossible to devise a formula for it.
もしかすると式を作るのは無理のだろうか?

Perhaps,
もしかすると、

I should think more simply and return to drinking tea as the moon's lullaby-like song which humans cannot hear will eventually lull me to sleep.
Perhaps that is the best thing to do.
今晩私は単に考えすぎたかもしれぬ。お茶を飲み返した方がいいだろう。
そしてやがて月の子守歌のような人間に聞けない歌は眠りにつかせる。
そうかもしれない。



ところで太宰治の「チャンス」を読んだ後この状態になりました。
おもしろい所が多いです。例えば、
「人生はチャンスだ。結婚もチャンスだ。恋愛もチャンスだ。と、したり顔して教える苦労人が多いけれども、私は、そうでないと思う。私は別段、れいの唯物論的弁証法に媚こびるわけではないが、少くとも恋愛は、チャンスでないと思う。私はそれを、意志だと思う。」
そして特に、
「稲妻いなずま。あー こわー なんて男にしがみつく、そのわざとらしさ、いやらしさ。よせやい、と言いたい。こわかったら、ひとりで俯伏うつぶしたらいいじゃないか。しがみつかれた男もまた、へたくそな手つきで相手の肩を必要以上に強く抱いてしまって、こわいことない、だいじょぶ、など外人の日本語みたいなものを呟つぶやく。舌がもつれ、声がかすれているという情無い有様である。演技拙劣もきわまれりと言うべきである。「甘美なる恋愛」の序曲と称する「もののはずみ」とかいうものの実況は、たいていかくの如く、わざとらしく、いやらしく、あさましく、みっともないものである。」
素晴らしい。読みながら嘲笑しました。