魔都上海・現代編

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Aug 31, 2015 20:00
上海のとある五つ星ホテルでバイトをしたことがある。ロンドンのランガムホテル(Langham Hotel)の傘下にあり、人民広場(People'Square、上海最大の繁華街)に立地するこのホテルは、宿泊するお客さんはほとんど外国人である。このため、ホテルの従業員たちはみんな流暢な英語を話す。名前もJustin、Bob、Angelaなどつけてある。
仕事内容は、受付で来客のパスポートのスキャンやチャックイン、チャックアウトなどの業務をこなすものである。ある日、外国人のお客さんから「Do you know where is the French Concession?(フランス租界はどこにありますか)と聞かれた。昔は上海にフランス租界があったが、今はもうないのではないかと戸惑った私は、同僚に聞いた。「フランス租界?ありますよ、復興中路にあります」と同僚は答えた。復興中路なら知っていますが、フランス青桐に洋風建築、きれいな街です。でも、租界とは違うでしょう。どうやら、あの外国人お客さんの頭に、「上海にまだフランス租界がある、それはフランス人の地盤だ」と思っているかもしれません。
宿泊しにくるお客さんのなかに、アメリカ人が多い。そういえば、ある日、私はホテルの近くに、人民広場にある来福士广场(Raffles City)の地下レストラン街を通ると、そこにあるスターバックス(Starbucks)がアメリカ人の集会場になっている。店の従業員だけは中国人だった。コーヒーを楽しんでいるアメリカ人の熱い視線の下、私はそばに通ることすら気まずかった。
当然、お客さんのなかに日本の方もいる。知っているように、上海にいる日本人は約5万人がいて、虹橋エリア(高級な住宅区、日本料理店やクラブなどが多い)に住んでいる日本人が多いようである。
受付でお客さんの荷物を預けることがある。大きなリュックを背負ってくるお客さんがいるため、預けると、重いです。たぶん、欧米の人はみんな旅行好きかもしれません。
上海は上海人の上海であり、外国人の上海でもある。そんな上海は、発展途上な一面があるが、世界各国から人々が来て、すばらしい国際大都会になっているが、乱れ競争をしている過酷な一面もある。
上海人である私は、下手すると、将来上海に住めなくなるかもしれません。