民法の概要

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Jul 26, 2015 00:23
 民法はどのような役割を担っているのでしょうか?

 民法は私法の重要な法律の一つで、多くの場合、民法の考え方が私法の法律の前提となっています。更に、ビジネス法務の考え方に関しても、民法の考え方が前提となっている為、民法を十分に理解した上で活動することは極めて重要です。では、民法は一体どのような役割を果たしているかを以下で具体的に考えましょう。
 民法には様々な考え方がありますが、主に次の三つの考え方が代表的でしょう。まず第一に権利能力平等の原則ですが、これは個人(法人も含めて)が平等に権利主体として扱われる考え方です。そして第二は私的自治の原則で、権利主体(個人や法人)は契約するかしないか、またはどのような内容にするか等について、自由に定めることができるという原則です。そして強者となる大企業が自分の要求を一方的に弱者でいる消費者や中小企業に押しつけるのを防ぐ為に弱者保護等の、当事者の合意によっても修正できない強行法則が設けられました。また過失責任の原則も私的自治の原則の例で、この原則によると人は他人に損害を与えても、故意または過失がなければ損害賠償責任に負わないという法則です。そして第三に所有権絶対の原則によると、個人の財産は、他人によっても国家権力によっても侵害はありません。
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