カナダ物語 第二章 32ページから33ページ

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Jul 15, 2012 14:02
鯨狩りの日々
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西暦1500年代、ラーブラドア半島の港レッドベーは、夏には一番賑わう場所の一つでした。 相当に激しい海で投錨する船がいっぱいいました。 海岸の波止場には小屋や家が並んでいました。 煙突から出た煙はすぐに強い海風で吹き飛ばされていました。 数百人の男の人は大変よく働いていました。

レッド・ベーは鯨の港でした。 近くのベル・アイル海峡で「チャルパス」という早いボートを漕いでいる捕鯨者は、夏にわたって移動している鯨を追いかけていました。 鯨に追いつくと銛を深く投げ込みました。 それから、死んだ鯨を港まで引っ張って行きました。 大きい鍋の中で脂肪を溶かして鯨油をとり、樽に注ぎました。 油を冷やすと樽をガレオン船に搭載しました。 ヨーロッパに帰るとその油は石鹸や燃料など、数十種類の物になりました。 

その捕鯨者はバスクの出身でした。 国はスペインとフランスの間の山国でした。 言語が他の人々には理解されませんでした。 彼らは海の上で生活を送りました。 祖先は国の海岸で捕鯨をしたものです。  しかし、今鯨はもう居なくなりました。 

百年間、テラノバには鯨があふれていました。 毎春バスク人が来ました。 しかし、「新フランス」を設立するフランス人のサミュエル・ド・シャンプランがカナダに着いた頃、鯨はもう捕り過ぎて少なくなっていました。 ベル・アイル海峡の鯨者の暮らしに終わりが訪れました。 バスク人の鯨者の日々は末期になってきました。