10年後の私(2)

  •  
  • 151
  • 1
  • 2
  • Japanese 
Mar 7, 2016 22:31 スピーチの原稿、10年後の私
この文章はスピーチへ参加するために書いた原稿です。テーマは「10年後の私」です。具体的な言葉の使い方はもちろん、文章の構成や内容について、何かあったらご指摘していただければ幸いと存じます。

手紙一:25歳の私へ
拝啓
この手紙を読んでいるあなたは、どこで何をしているのだろう。15歳の私には、誰にも話せない悩みの種があるのだ。10年後の自分宛てに書く手紙なら、きっと素直に打ち明けられるだろう。
ねえ、私、今すごく不安なの。三ヶ月後に高校入試があるのに、今回の模擬テストで点数がすごく悪かった。普段はトップ3位以内に入るけど、今回はなんと第10位まで下がった。今はすごく落ち込んでいる。なんでだろう。ストレスがたまりすぎたせいかな。確かに、市内の有名高校に入らなければならないと決めたから。
そうかもしれないね。市内のトップ3の高校に進学して、全国トップ10の大学に進学して、村で初めての大学生になって、この小さい田舎町から出ていくことが小学校時代からの夢だった。そのために、中学校で16人部屋の寮に住んで、毎日毎日塩漬けものも食べること我慢している。また、一番遊びたい年頃なのに、遊びより勉強を優先し、人一倍の努力を払って頑張ってきた。
なのに、この成績じゃトップ10の大学は言うまでもなく、いい高校すら入れない。それで、私は自分を疑いはじめた。こんな立派な目標を立てて本当にいいのか、私にはそれを実現する能力を果たして持っているのか。留守児童の私は本当にこの貧乏な田舎町から出ていくことができるのだろうか。
 自分は本当にできるのか。

15歳の**より

手紙二:35歳の私へ
拝啓
 この手紙を読んでいるあなたは、どこで何をしているのだろう。
この間、中学校時代の書類を整理したときに、15歳の時に書いた手紙が見つかった。この手紙を読んで、中学校時代の思い出がふと眼に浮かぶようになった。懐かしいな。それで、ちょうど10年の節目となる25歳にもさらに10年後の私あてに何か書こうと思ったのだ。ついでに15歳の私への返信ともなる。
どんなに歳月が流れても、あなたにずっと守ってもらいたいものがある。それは頑張りの性格だ。「金持ちの二代目」に生まれていないから、「貧二代」という運命の呪縛から抜け出すためには自力で努力しなければならない。学生時代の私にとって、「知識は運命を変え、勉強は未来を成り遂げる」といったように、一生懸命勉強することは運命を変える一番正当で早い方法だ。その結果、子供時代の夢をすべて叶えたのだ。私は市のトップ1の高校に進学してから、中国人民大学に入学して、今は北京大学で日本語翻訳を専攻しているから。また、卒業を迎える前に、就職先が江蘇省外事弁公室に決った。
だけど、これらはすべて25歳までの学生としての私が勉強であげられた成果なのだ。これからは新しい道に踏み出す。社会人になる。もう指導してくれる先生がいない。同じ目標のもとで一緒に頑張る仲間もいない。ミスすることがもう許されない。だけど、一つだけ変わらないことがある。それは頑張ることの大切さ。職場でも地道に頑張る性格を仕事に生かして、上司に任された仕事を出来る限りよく仕上げる。それで、10年後に自分は中間管理職についているかもしれない。その時、自分が努力することによって、江蘇省と日本の貿易関係や文化交流が少しでも緊密になったのか、中日関係や、少なくとも私と関わりのある日本人との関係が少しでも改善されたのか、が知りたい。
今の私はきっとそうなると信じている。努力は人を裏切らないから。一時挫折に遭っても、負けずに自分を信じて進めばいい。きっと明るい未来が待っている。10年後の私はどんな人になったのかについては、10年後のあなたに教えてもらおう。
最後に、この手紙を読んでいるあなたが幸せなことを願います。
25歳の**より