翻訳の練習(その6):「そして一人も残されなかった」

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Nov 16, 2011 15:30 イギリス 文学
ある週末、お互いを知っていない、共通点もなさそうな十人の人が、デヴォン州のある私有の島に誘われる。何で誘われたか分からずに、皆は招待に応じて島にやって行くことにするけれど、そこに着いたら、彼たちを誘った謎の大富豪が行方不明になったということに気づいて、一体なんでここで集められたかと不審に思い始める。

実は、この十人の間には重要な共通点が一つある。それは皆一生懸命隠そうとしている不正な過去ということだ。

皆は過去に人間を殺したからこそ、今度は週末が終わる前に、彼たちも一人も残されないまで一人ずつ殺されてしまう。このような状態で、死者を除いたら信じられる者なんかいるか。


(原文:Agatha Christie: "And Then There Were None")