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Aug 18, 2011 11:29

 子曰:三人行,必有我师(三人で行けば、その中に必ず師と仰ぐべき人がいる)。
 これは孔子の有名な言葉です。孔子といえば、誰よりも三倍、四倍勉強する偉い人です。粗末な人でも、勉強すべきところがあれば、孔子は謙虚の気持ちを持って勉強するといわれています。いわゆる善であれば善を見習い、悪であれば自身を反省して、それを改めるということ。孔子にとっては、勉強の内容がいろいろで、知識より人の品質を大切にするではないでしょうか。古人の好学には、私たち現代人はとても及ばないです。

 しかし、現在では、学生より「師」になりたい人が少なくないです。彼らは困る人に熱心にアドバイスをくれることが大好きです。そのアドバイスが正しいかどうかとは、はっきりといえません。たとえば、他人にアドバイスをくれるとき、自分なら、そんな問題にあうと簡単に解決できる姿を現せるようになるでしょう。実は、本当に同じな問題に会うとき、自分の口にしたアドバイスなんか否定して、パニック状態に陥ってしまう経歴が、誰でもあります。だから、孟子は「人之患在好为人师(勝手に他人に忠告するな)」といいました。自分でまだ準備していないという人は、他人の「師」になる資格がありません。

 そういえば、私は孟子の教えを守らないものです。信頼されているかもしれませんから、友人が「恋の悩み」を話し合ってくれます。そして、「どうしよう」って聞かれてきます。まったく恋愛が白紙状態である私は、恋に関わる小説やドラマなどの恋に基づいて、自分でも信じられないアドバイスを教えてあげます。結局、「恋をしたことがないあなたは、私の辛さがよく分かってくれない」って終わります。にもかかわらず、何日後、また呼ばれていきます。「私は恋をしたことがないから、アドバイザなんて資格がない」とのような冷たい言葉を口に出てきません。すると、「偽師」の姿で友人を慰めています。