シンガポール人がお互いに名字で呼ばない理由

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Jul 23, 2014 08:58
昔、ある外国人に出会ったのですが、
面白い質問を聞かれました。
「シンガポールが元イギリス領地だったのに、なぜシンガポール人はお互いに名字で呼ばないですか?」との質問でした。
その人が東アジア出身で、イギリスの文化に興味を持っていたようです。

それから、僕は理由を3つ述べました:

①名字を持っていない人がいる
シンガポールは多民族国家ですが、名字を持っているのはほとんど中国系とユーラシア系というところです。
マレー系やインド系には名字のない人が多いです。
そのような人に、「名字を教えてください」と聞いたら相手が絶対困ると思います。

②同じ名字を持つ人が多い
中国系シンガポール人の中で、「タン」、「リー」、「リム」という名字を持つ人が圧倒的に多いです。
そして、会社で同じ名字を持つ人が10人以上でも不思議ではありません。
名字から呼びたいなら、フルネームで呼ぶけど、非常に失礼です。
もちろん、稀な名字を持つ人は時々名字で呼ばれることがあります。

③アメリカ文化の影響
50年代以降、シンガポールはずっとアメリカに影響されてきました。
名前で呼ぶという習慣を始めたのはアメリカ人と思われているので、
米系企業がシンガポールに初めて進出した頃、同時にその習慣を導入しました。
英語が公用語になったシンガポールですが、アメリカ人っぽくなりたい人が少なくないので、
名前で呼ぶようにし始めました。

経験上、僕は名字で呼ばれることがありますので、
イギリス文化のその一部がまだシンガポールに残っているかもしれません。