誇りに思えない論文

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Jan 30, 2016 12:57
昨日は修士論文の検印だった。
2月9日にまた修士論文審査(PPTでの口頭発表)があるけど、取りあえず昨日は論文を先生に見せて表紙に判子を押してもらった。
「これで卒業できるんだよね!」
「お祝いしようよ!!」
前日徹夜した人は何人かいるけれど、とても嬉しそうな顔でテンションが高かった。
早速ドンキホーテからお酒とおやつを買ってきて研究室で乾杯することにした。

無事に判子をもらったのはめでたいことだが、自分の嬉しさはそれほどでもない気がした。

丁度その時、SNSである知り合いの卒論に関する呟きを見かけた。
(ちなみに、彼は一橋大学の学生であり、私よりずっと優秀な人)
「ハードカバーの製本に4000円もかかる。しかもお急ぎ対応だったらそれ以上だ。このクソのためなのか?」(クソとは彼の卒論を指している)

あ、なるほど。私も彼と一緒かもしれない。
「2年も使ってこんなものを出すのか?」
「頑張ったけど、この程度しかできなかったのか…」
「いや、本当に頑張ったのか?それともただ頑張っているフリをしていただけなのか?」

残念ながら、出来上がった論文を誇りに思えなかった。
判子をもらってもそれほど嬉しくない理由はここにある。