「いただきます」と「ごちそうさま」

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Mar 7, 2014 15:14
今朝のたった15分のNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」を見ながら泣いてしまった。特に、太平洋戦争のさ中18歳で招集された息子と母との会話にとても感銘をうけた。

母: お母さんは泰助に何かしてあげられたんやろか?何もしてやれんかった様に    思うんや。
泰助:そんなことないよ。ぼくは、お母さんにとても大切なことを教えてもらった    よ。
   ぼくはたくさんの命をもらって生きているということを。たくさんの命をいた   だいてぼくが生かされているということを。だから、ぼくはぼくの命を擦り切   れるまで生きなくてはいけないんだ。ぼくは、やりたいことがたくさんあるん   だ。
   だから、そうすることができないこの時代をぼくは恨む。

この息子の母親は、食材の命を敬い大切に調理し、家族ににおいしい物を食べさせることで幸せな気持ちになってもらうことを心がけて生きてきた人である。
近年、自分が思うようにいかない腹いせに何の罪もない人の命を奪う事件が多発し、学校でも相変わらず悲惨ないじめが後をたたない。
私は、この問題の根本は食をないがしろにしている現代の家庭にあるのではないかと思う。
「食べる」と言う事は単に空腹を満たすことではなく、「命をいただくこと」だということに一人でも多くの日本人に気づいて欲しい。食事をいただく時に「いただきます。」と言い、食事がすんだら「ごちそうさま。」と言う伝統的な文化を持っている国民なのだから。