小説を読む:銀河鉄道の夜

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Jun 26, 2019 00:26
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ジョバンニが勢(いきおい)よく帰って来たのは、ある裏町の小さな家でした。その三つならんだ入口の一番左側には空箱に紫(むらさき)いろのケールやアスパラガスが植えてあって小さな二つの窓には日覆(ひおお)いが下(お)りたままになっていました。
「お母(っか)さん。いま帰ったよ。工合(ぐあい)悪くなかったの。」ジョバンニは靴をぬぎながら云いました。
「ああ、ジョバンニ、お仕事がひどかったろう。今日は涼(すず)しくてね。わたしはずうっと工合がいいよ。」
 ジョバンニは玄関(げんかん)を上って行きますとジョバンニのお母さんがすぐ入口の室(へや)に白い巾(きれ)を被(かぶ)って寝(やす)んでいたのでした。ジョバンニは窓をあけました。
喬凡尼用衝的跑回小巷弄裡的家。在並排的三扇門中,最左邊擺了一只空箱子,裡面種了紫色的甘藍菜和蘆筍。,而兩扇小小的窗子都拉下了遮陽布。
「媽媽,我回來了喔,身體有沒有好一點呢?」喬凡尼邊脫鞋邊問。
「喬凡尼,你工作一定累壞了吧!今天的天氣很涼爽,我一整天都覺得很舒服呢!」喬凡尼踏上玄關,母親躺在第一個房間裡,身上披了條白披肩在休息著。喬凡尼走進屋內將窗戶打開。