随想

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Jun 3, 2015 15:03
またあれか。俺は軋んでる窓へ視線を向いて、外は風が激しく打ち付けて雨が来そうに煙る空。まるで嵐の前の静けさ。俺は寝そべるままに、時間を確認しながら、ゆっくり立ち、無意識に扉へ向かう。ドアロックを開こうとするところに、再び窓から殺風景な音が耳に伝わった。おかげで、頭は刺激的にされて我に返った。

昨夜まで星も見える爽やかな空だったんのに、起きる時に鳥鳴きに包まれると期待してるのに。いや、今まともに考えべきなことはこの心許ない屋根と外の厳しい風雨だ。小屋のアニュアルによると、ここはもう十年ぶり空き家だし、たまに旅人が宿泊として使用するだけ。心地よく泊めるけど、宿屋のほうに及ばない。